0210(Sun)小さな悪の華。

一週間のうちに必ず一日以上の休肝日を設けると言う試みを始めて、約一ヶ月が経ちました。
で、あたしの体調はと言うと、結構いい。と言うよりも、体がアルコールを飲まない日の状態に慣れて来たみたいで、仕事の強弱に合わせて、休肝日を調整する事も、成功しているあたしです。これが一年も続けば、あたしの体は、もっと楽になるはずでしょう。そう信じておりまする。

最近、発売されたばかりの『ミネハハ』とどっちにしようか迷ったんですけど、取り敢えず、『小さな悪の華』を予約しました。
このフィルム、70年代のものなんですけど、所謂、お蔵入り的な存在で、あたしもまだ未見です。どのような理由で、こうなったのかは検索してみてくだせーやし。あたしが語るより、正確ですんで。

お絵描きの方は、ここのところ、やや旧いスタイルで、何日かかけて描く事をしておりまする。即決出来るほど、時間も体力も無いので。
インデックスに貼っておきましたんで>どないでっしゃろ。

実は本日も休肝日なんですけど>そのおかげで、風邪のとき以外でも、本を読む時間が増えました。今は『シャーロック*ホームズの帰還』を再読しております。
ジェレミー*ブレッド亡き今、NHKで放送された、『シャーロック*ホームズの冒険 完全版』などを物色しておりますが>いかんせん、高く手が出ないんで。
酒を飲まないと言う体の状態を、体の方がリクエストするのが、なんだかとても自然な気がします。今は、それに従って行きます。
纏まった仕事が終わったんで>明日もお休みになりました。
0211(Sun)眼球譚。

昨日、埼玉県に棲む捨吉めは、鴻巣の免許センターに行って参りやした。立派に違反講習を修め、ICチップ入りの新しい免許を頂きやした(泣)

今は手元に無いんですけど、ジョルジュ*バタイユと言う人の書いた、『眼球譚』と言う本を読み返したくなりました。でも、それはありませぬので、代わりに目玉そのものを少し真面目に描いてみたくなり、ずっと以前に(あたしが繪を描き始めた頃でしたか)球体の陰影について、自分なりの描き方を発見した事などを、思い返していました。

眼球と言うものは、非情に薄気味の悪いもんです。義眼や、ドールアイなどを見ても、結構気持ちが悪いです。そんな球体の表面に、コンタクトのようにペタリと貼り付いているのが、瞳だと思って下されば幸いです(ばか)兎に角、以前は結構緻密に、この瞳と言う代物を描いておったのですが、どうしてかと言うと、これが結構、エロい素材でしたのでね。

オダギリジョーさんの『蟲師』の前半に、額に角みたいなのが生えている幼女が出て来ましたけど、あの子の瞳もエロかったです。人によるんでしょうけど、あたしはおかっぱ頭とか、眉毛を剃った顔とかに、結構色気を感じる質ですから。

そう言えば、『シャーロック』の全集を探してみました。あたしはシャーロッキャンの彼女を持っておった頃に、借りて読んだものですから、手元にあるのは、文庫で二冊のみなので。で、河出書房版のがよさそうじゃな. . . . . と密かにほくそ笑んだあたしは、当然の事ながら、全巻を検索したのでした。
し、しかしなんと、これが品切れ及び、再版の予定なしの巻が、ちらほらとある。『バスカウ゛ィル家の犬』なんぞ、非常な高値で取引されておる始末。あたしは、すごすごと退散いたしやした。上手く行かぬものですなあ、ねえ大兄。
0224(Sun)持ってることさえ他人に知れるとヤバい?

実は昨年、若い新人さんが辞めてしまった後に、年配の新人さんが入りまして、その人が、途方も無い大人物なんです(泣)
人の言う事は聞かねえわ、指導すれば怒るわで、あたし以外の連中も、ほとほと手を焼いておりまする。で、この人風邪をひいているんですけど、医者に行かないんですよ。あたしも感染されたみたいで、それが治らない。困ったもんです。

『小さな悪の華』、発売日に見ましたです。
このフィルム、主人公達の年齢は高めですけど、結構、興奮します。フランス本国で、上映禁止になった理由は、尼さん同士の同性愛が描かれている部分があるからだそうですが(監督のインタビューがありますので)作品はそう言う部分を主軸としていないので。あたしは、思うんですけど、どうして児童ポルノなんか厳しく取り締まる癖に、こう言うフィルムがこう言う時に、発売されるのか、どうにもわからぬ。実年齢14くらいの子たち二人が、大人の男たちをパンチラで誘惑したり。まあ、あたしは買ったからいいですけど(死)そのうち、所持しているだけで、どうのと言われる時代がくるんでしょうかねえ。

所持しているだけなんですけど、実はあたし、ねんどくん工房の『もえちゃん』未完成品を所持しているんですよ(笑)このガレージキット、随分前に欲しくて購入したんですけど>その時、塗料が無くて。プラモデルなどを作らないあたしですから>そのうち買おうと思って、放って置いたらこの始末。

最近、部屋を整理しておったら出て来たので、試しに検索してみると、これって、有名なガレージキットだったんですねえ(死)持ってることさえ他人に知れるとヤバい?って、そりゃヤバいわな(ばか)箱ごとしまってあったんで、今度作ってみようかなあ。エアブラシ買ってから、ですけどね。

0309(Sun)N君の復帰。

先週のあたしは、非常に体調が悪いにも拘らず、仕事上はパーフェクトに近い感じでした。このような事が、ある訳が無いとも思いながら、日々を送っているんですが、フタを開けてみると、成績がいい。体は最悪で、風呂&めしの後、布団の中で、本を読む毎日なのでした。そう言えば、バタイユの『眼球譚』>懐かしい、二見書房版で買い戻しましたし、金子国義装丁の、富士見ロマン文庫『ペピの体験』も、非常な値が付いていましたが、買い戻しました。買い戻しでないのは、私屋カヲルの『こどものじかん』くらいでしょうか。昨日届いて、夕べから読み始めました。

昨年、会社を辞めて行った若手のN君が、復帰したそうな雰囲気で、アルバイトにやって来ました。社長はわざとあたしと仕事をさせて、N君の動向を見させにかかりましたが、N君はなかなか乗り気なようです。N君が帰ってくると、ただでさえ、居場所の無い番頭さんの居心地は、ますます悪くなるばかり。
番頭さんは、今、躁状態ですので、表面上は陽気なのですが、ニコニコ笑いながら、月曜日の大口の仕事の準備をしていたにも拘らず、やはり笑いながら、その仕事から、ハズされていました(死)本人は、やる気満々だったのに。

そう言えば、『もえちゃん』のフィギア、ちょっといじって見る気になりました。
まだ、パーツのバリ取りをして、ペーパーでパーティングラインを消すくらいまでなんですけど. . . . 。いつ出来るかわかりませんし、全く急いでいないんで、仕上がりは未定です。レジンキットと言うものを、初めていじったんですが、素材感がおもしろいですね。プラモデルとは違うみたいだし。
パテを使えば、限りなく改造出来る点でも、これが売れるのが、わかる気がしました。今度、もえちゃんが完成したら、九重りんに挑戦してみようかなと>ああ、しかしあたしは、くろちゃんの方が好きなのれした(ばか)くろちゃんのフィギアって、ぱんつ見えないし(ばか)そのうちDVDも物色しようかなあと、思っている今日この頃であります。

0316(Sun)白ちゃん。

体の調子が、良くなって、また悪くなって>少しずつ、前に進んで行く感じです。
三月に入ったばかりの頃、日曜日に何も出来なかった自分でした>それが、今週は時々、お絵描きも出来るようになったんで。少し、ホッとしておりまする。

先週、『こどものじかん』4巻まで読みました。あたしの贔屓は、前述の通り、鏡黒ちゃんなのれすが、黒ちゃんが白井先生と言う、ガチガチの女先生に憧れると言う新展開があってからと言うもの、あの二人の掛け合いが面白くて(特に、白井先生が運動会で、パンダのコスプレ(と言うんか)着ぐるみを着てる回とかが好き)今後の展開が楽しみになりました。某TV局での騒動、放映中止などと言うから、さぞ危険な内容なんだろうなあ. . . . . と期待していましたが、内容は結構シリアスで深い。当然、楽しみは毎回ありますけんど。

仕事の方も、先週で大口を二つ終えて、暫くは休息出来るかなと思っております。
前記のN君の復帰は、まだ形になっておりませぬが、番頭さんのお顔は、毎日、笑顔のような不思議な笑みで、ひきつりっぱなしです。
散々、皆に酷い事をしたくせに(現在も勿論しているのですが)社長がいる所では、いい人をアピールしまくるのでしたが>相手にしてもらえず>食事会なども、自ら辞退するほどです(死)まあ、彼が辞退しないなら、あたしらが辞退するでしょうけどね。

今年に入ってからというもの、WEB上で、古本を買う機会が非常に増えました。おかしな事に、WEB上だと、結構高くても買ってしまう。あたしだけでしょうか。
河出書房版の『シャーロックホームズ全集』を蒐集する機会を失ったので、止むなく、講談社の『シャーロックホームズ大全』鮎川信夫訳を、購入しました。この本は、実は全てのホームズ作品をを網羅している訳ではないのですが、鮎川信夫訳を読めるのは、これだけなので。あたしはホームズの訳者については、誰がいいとか、誰でなくてはダメと言うのは、まだありませぬ。これから五月蝿い事を言い始めるんでしょうな。
明日あたり、到着するはずです。

0323(Sun) もえちゃんの足。

今年は珍しく、年度末だと言うのに、まるで風が止んだように、暇になりました。
例年ですと、4月に入ってからこうなるのがお決まりなんですけど。で、様々な事を、日々実行しております。

先ず、先日お話しした、もえちゃんフィギアを作り始めました>が、この、合わせ目(パーティングライン)を消すのが以外に大変で。今日、一応サーフェイサーを吹いたんですけど. . . . . あたしの知らない所に、まだパーティングラインが残っていて>一部、やり直しと言う有様です。エアブラシは、まだ買ってません。そこまで到達するのには、時間がかかりそうだったし. . . . . その他のモノを買ってしまったんで>今月はこれで終わり。

若い頃、酷い目に遭わされたんで、長年敬遠していたワインなぞを、飲みたいと思うようになりました。
まあこれも、自分の生活習慣改善計画の一環ですんで>調子が良ければ続ける>ダメなら止めるんでしょうな。この計画の趣旨、実は、熱中しないと言う事なので、疲れたら、すぐ止める。元来、疲れていてもやってしまう自分の癖を改善するためのモノなので、それによって、胃にストレスが直撃するのを、なんとか緩和したいのが、あたしの希望ですから。

鮎川訳のホームズは、なかなか良いです。
考えてみれば、あたしのホームズは延原謙訳のホームズだったので、それ以外のモノに直面すると、昔は拒否反応を起こしたもんですが>もう年なんでしょう。様々なホームズを楽しめるようで>諦めようと思っていた、河出書房の全集も、ぼちぼちですが集めようかと考えておりまする。

あとは、『こどものじかん』のDVDなんですけど、2巻まで買いましたが、まだ見ていません。どうやらTVバージョンで削除修正されていた箇所も、元にもどっていると言うわさですけど>原作者が心配していたように、中出し希望 . . . .とか、あるんですかね(お習字の字でしたけど)

酒を飲むのを、毎日から>週一にして、大丈夫?
会社の人たちは心配してくれるけど>やらなきゃならんなら>仕方が無いし。それに、お金かかんないし。しばらくは、このままで行きます。

0329(Sat)吸血鬼

以前から欲しいと思っていた本のリストの中から、一冊の初版本を購入しました。種村季弘さんの『吸血鬼幻想』です。
今現在、あたしの手元には、河出文庫版があって、機会があれば薔薇十字社S45年出版の初版が欲しいとは思っていたのですが、今回、良縁があって。
中身はもう知ってはいるけれど、捨吉めには、愛蔵するにふさわしい本でなのありました。

もえちゃんなんですけど、パーティングライン消しがようやく終わって>とうとう、エアブラシを買う羽目になりました。
取り敢えずあたしは、ある程度の事が出来れば良いので、値段的に安く、そこそこの機能があるんではないか>と言う観点から、タミヤのスプレーワークーHG シングルエアーブラシセットと言うヤツに致しやした。これは、エア缶で塗装する簡易セットで、コンプレッサーが欲しくなるほど熱中するかどうか、判らぬので。

『こどものじかん』観ました。
一時間目から中出しかよ(笑)なかなか、原作に忠実に作ってあって、たまに感動させられたりしておりまする。
ですが、くろちゃん贔屓のあたしとしては、声優さんは、みみちゃんの人の方がよかですばい(ばか)アニメの方では、みみちゃんの方が、カワイイです。あと、宝院先生が、よいです。しろちゃんも、たまーに、いいボケ方をするんですけど>これから先が楽しみですねえ。
りんちゃんが可愛いのは、お約束通りですね。

『シャーロックホームズ』は、冒険を読み終えて、回想に入りました。河出完全版も一冊だけ、中古でいいものを探して購入。『緋色の習作』です。あたし的には、実はこの第一作は、あんまり好きじゃない。シャーロッキアンの元彼女に言わせると、あたしは好みまで偏屈だそうで>『青い紅玉』『赤毛同盟』『犯人は二人』など、こじんまりした小品の方が、当時は好きだったようです。それから十数年たった今は>どないでっしゃろな。今回、ホームズ最初の事件とされている『グロリア*スコット号事件』なんか、興味深く読みました。『緋色の習作』は、ストーリー展開がでかすぎる>ような気がする。

違う意味で、スケールが大きい事件と言うなら>『ボヘミヤの醜聞』の方がいいと思う。『醜聞』は、ポーの『盗まれた手紙』と酷似しているとする意見があるようだけど>ある意味でその通りだし>しかも、ホームズは敗北している。敗北が味になっている探偵小説なんて、他に聞いた事が無い>と、あたしは思うんですけど。

来週は東京都の仕事で、青海へしばらく通います。

0406(Sun)ランドセルの下塗り。

青海でのやっかいな仕事も無事終わり、番頭さんヌキでの仕事のやり方と言うものを、社長も実感したようです。
昼休みには、仲間が持って来た釣り竿を垂れて、皆で和やかに過ごしていました。番頭さんは一人で留守番させられていて>皆に合わす顔が無いのか、こそこそと帰ってゆくのでした。

さて、フィギアの制作なんですが、人形を作ったときの事を教訓にして>出来るだけ、様々な方のHPを参考にさせてもらいました。やはり、人それぞれの表現方法や、狙い所が違うように、フィギアの塗装についても、様々なアプローチがあるんですな。あたしは自分に合った塗装方法として、フィギアの地の色を、地塗りの色を使って殺さずに、その上からごく薄い塗膜を重ねてゆく、サフレス技法(だったかな?)で、やってみることにしました。これは、透明水彩や油絵の技法にも、通ずる部分があるし、馴染みやすい技法だからです。
あたしが参考にさせてもらったHPには、赤いモノを仕上げる時には、下地色として、オレンジなどをあらかじめ塗っておくと良いとの教えがあったんで>これは、油絵にもあるのです。スカーレットや、バーミリオンの上に、幾重にもカーマインレッドなどを塗り重ねてゆくと、深紅に見える と言う、言わば人間の眼球のメカニズム上の構造を利用した、錯覚の技法でした。

これからどうなるか判らないけど>取り敢えずエアブラシに慣れなくちゃね。

0413(Sun) 風が吹く日。

先週の半ば頃から、あたしの中に、風が吹いてまいりました。
それは元の自分に戻ろうとするムーブメントなのか、どうなのか。会社でのいろいろな出来事も含めて、あたしの中に風が吹く。
元の自分に戻ろうとする>と、言うよりは、本当の自分に、似合いの自分になろうとする事なのかも知れませぬ。

手始めにあたしがしようとしている、大きな事は>机を変えようとしている事です。
以前のように、文机スタイルに戻したいと、思っている。疲れたら、そのまんまフローリングの床に、寝転ぶスタイルでした。
もう少ししたら、お絵描きで今、試みている匣森プラス捨吉=と言う代物を、公開できるかも。
そうしたらあたしは>匣森捨吉になるんでしょうかねえ(ため息)
でも、実際、そんな感じ。

河出版ホームズは、『帰還』を買ってしまひました。小林+東山訳については、書きたい事もあるけれど、それはいずれまた。河出版には、シドニー*パジェットの挿画が、完全復刻されているので、とても味わい深いです。
0419(Sat)身辺の整理など。

ここ数日のあいだ、あたしは今まで自分が買い求めて来た、様々の品を処分しました。
別に、今の会社を辞めるとか、お絵描きを辞めてしまうとか、そう言うんじゃないんですけど. . . . . . ここから先の人生に於いて、維持出来ないもの、維持する気がないものなどを減らし、自分に必要なモノだけを、残してゆこうと。このサイトに関係している事で言えば、ハーボットのゆっきーとは、来月お別れ(泣)サイト開設当初からのマスコットだったんですけど . . . . . あたしがなかなかかまってあげられなくて。

文机へのスタイルに、いきなり全てを戻す訳にも行かないので>その前哨戦として、今使っている、エレクターのシェルフを、上に貼ったようなアンティークの、スタッキング*ブックケースに、移行する事にしやした。ゆうべは、Yオークションで、勝ちに行かせて頂きやした。様々なものを処分した金すがあったんで>一万円単位で、強気に行きました>しかも、『ウクレレ ウルトラマン』なぞと言う、傑作アルバムを聞きながら。
これをかけながら、負ける訳にはゆかない。
この手の品物は、人気があるんで、入札60あまりで、ケリがつきましたが、あたしにも、もう後ろがありませんでした。来週には届くのかな。
きっと関心がない人にとっては、ゴミ屑に等しいと、おもうけど。

『ウクレレ ウルトラマン』すごくいいです。
i tune ストアでダウンロード購入したんですけど>見事なおバカっぷりで>大笑いさせて頂きやした。ものすごく良く出来ているので、必聴です。

お絵描きについてですけれども、今は、通称ギザギザちゃん と言うのを描いておりまする。
どうしてギザギザちゃん と言うかと言うと、メインの輪郭に使っていたブラシを変えて、わざわざ、滑らかでないブラシを使っているから。
それだけ(死)あ、でも、画集のタイトルにいいかもね。

0427(Sun)挫折。

人間の思い込みと言うのは、恐ろしいモノで、ここ十年ほど、あたしは文机生活を送っておりませぬでした。
予行練習の積もりで、文机に似た小テーブルを片付けた部屋に置き、来週やってくるブックケースにあわせて、どんな文机を買おうかと楽しい悩み事に溺れようとしていたあたし>ところが、なんとした事か。あたしは足の痛みに、30分も、耐える事が出来なかったのれした(死)
多分、椅子生活に慣れすぎてしまったんでしょうな。

今まで使った来た椅子が、もうダメになる時期が来ていた事も、文机に戻そうと言う理由の一部であった訳なのですが、あたしは急いで、ゴミに出すはずの椅子を拾いに行きました。でも、もうガタが来ているので、仕方なく、椅子まで新調するハメになってしまひました。
しかし、もう使える手持ちの金がないので>仕方なく、分割払いで買いました。
椅子を買うんなら. . . . . これ。そう言う一品>あたしにとってはそれは、リボ社のバランスチェアでした。

程なくガラスの扉の付いた本棚も到着して、本日はおかたづけの日となりました。
前もって買ってあったペンタブレットのオーバーレイシートを、ツルツルのノーマル仕様から、マット仕様に切り替え、本棚に本を詰め込み、この部屋はさっきまで戦場でした。もう、どうやっても片付かないと諦めて、リボ社の椅子に座り(なかなか快適です)以前に描いた繪なぞ、眺めておりました。

どうやらゴールデンウィークは、掃除のみ。根性入れて。

0503(Sat)ファッションプレート。

いよいよお休みが始まりました。
予告通り、あたしの連休は、おかたずけに終止する. . . . .筈でしたが、疲れるのなんのって(死)普段から、ちっとも片付けようとせず、モノが増える一方ですから、矢張り、どこかの部分をそっくり捨てないと(笑)で、そうする訳にもゆかぬので、毎日、少しずつ、やろうと。

例によって、片付けものをしていると、いつの間にか、本なぞを読み始めるあたしですから、余計にはかどらないのでしたが、本日はなかなか良いものを見つけました。それは、ファッションプレートの本でした。
元々、繪は写真が発明されるまでは、写真の代わりだったらしいですが、今、花のパリでは、こげーな洋装が流行っておるぞなもし と言う事を、判りやすく繪にしたのが、始まりだそうで。また、これらは量産する必要があったので、ホームズの画家シドニー*パジェットの挿画と同じく、版画と言う形をとっていました。この様式美みたいなものを、あたしのおしっこ娘にあてはめてみたのが、上の図です(ばか)取り替えたばかりの、オーバーレイシートも使いやすくて、いい感じですし、手書きフォントも多数ダウンロードしてきたりして、なかなか良い休日でした。

本棚が来たお陰で、コレクションの整理には役立つかも知れないけれども、かえって、見せる収納になりはじめると、スペースが足りなくなる。
もう一組、同じような本棚があるといいなあ . . . . . などと、早くも本末転倒な捨吉なのでした。

0518(Sun)10年にいちど。

. . . . . . . . . . 実は、連休に始めたお片付けが、本格的になって来ました(笑)誰でもそうなのかも知れませぬが>一度、こう言うのに火が点くと、かなりヤバい事になるのは、あたしだけではない筈です。連休から始めて、取り敢えず、すべての収蔵品に、触りました>これは、10〜15年ぶりくらいではないか知ら。

予想通り、捨てなければ収拾がつかないあたしの部屋を、片そうとすれば、当然、捨てなければならない。仕方なく、捨てることにしました。
既にゴミ袋10杯は、捨てたはずです>で、ようやくフローリングが見えて来やした(死)ぢめんが見えたら、ワックスをかけなくては(ばか)

お絵描きは、暫くお休みしておりやしたが、相変わらず、プレート形式にハマっております>が、どうも、伸び悩んでおりまする。
ここから、何か、あたしらしさ みたいなモノを発見して行きたいんですけど>どうも、そいつが見えないんです。でも、そのうちに何か見えて来るんだろーなと、楽観しながら、日を送っておりやす。

最近、酒を飲まない時間帯に、グラシン紙で本にカバーをかける事を、毎日すこしづつ実行しております。
ネットで買った、厚口グラシン紙は、ちょっと高いけど、いい感じです。河出版ホームズも、いつの間にか、あと三冊。
その三冊とは、『四つのサイン』『バスカウ゛ィル家の犬』『事件簿』なんですが、そのうち二冊は一万円以上で、取引されている始末なので、困っております。また、絶対数が少ないので>出てこないんですねえ。あ、そういえば、諏訪野しおり『きみはキラリ』が、出て来ました。
我が国の法律で、その他のロリ物を含め、これらを売買出来る日が来るのだろーか(ーー)

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525(Sun)暇な日々の終わり。

ほぼ、1ヶ月の間続いた、極暇な日々も、どうやら終わりになりそうです。
あたしのお片付けも、ひと休みと言うところでしょうか。
明日、関越道近くの上里に出来るイオンを皮切りに、様々な場所で、様々な試練が待っておることでしょうな。

番頭さんは皆が相手にしてくれぬので、失語症気味です。同じヒトに対して、毎日、同じ語しか、言わないそうです。それも、決まった相手だけで、その他の人たちとは、言葉を交わしませぬ。自業自得とは言え、なんとも悲しい末路ではありませぬか。唯一、フォローしてくれる筈の社長も、今や疲れ気味ですし。

最近、新作DVDと言わず、DVD自体を観ていません。今、観たいのは『椿三十郎』『続三丁目の夕日』と言ったところ。発売されたばかりと言う事は知っているんですが>部屋の整理の為に、お金を使いすぎて>暫くは、おあずけと言った具合です。三丁目の方は、T君が豪華版を買うと言っていましたので>あたしは無理矢理、椿の係にさせられてしまひました。

体の為にと言うこともあって、あたしは煙草を久しぶりに変えました。ピース*ミディアムだったんですけど>ピース*インフィニティーにチェンジしました。吸い心地は、軽い割にはとてもいい様な気がしますね。味がちゃんとしてると言うか。ぼちぼち半月ですけど、良い調子です。

0608(Sun)そうじゃない。

最近、苦しんでいる事があります。
それは、思うようにお繪描きが、出来ないと言う事です。ただ、お繪描きが出来ないんじゃない>上手く描けたような気がしても>それは既に、あたしの心にあるモノとは、恐ろしく違ったものである、と言う悩み。
あたしが今、描きたいのはこう言う繪ではない. . . . . . と言っても、誰も信じない、それは当たり前の事。

つまり、こう言う繪は、あたしにとって、処世術のようなものであると、言えなくもない。あたしにとってそれは、お金を稼ぐ作業のようなもので、ただ単に、お金が好きだから>働いている訳じゃない。つまり、ただ働いて、生活するだけのために>働いている訳じゃない。それ以上のモノを>出来れば手にしたい。今の、あたしにはそれが出来ていない。繪では。

やっとこさ、『続三丁目の夕日』『椿三十郎』を観ました。椿は、織田裕二さん主演と言う事で、違う意味で話題になっておりました。ひとつは人気俳優さんが演じると言う事、ひとつは黒沢明のリメイクを、森田芳光監督がやる. . . . . と言う事でした。織田裕二さんの椿なんですけど、あたしは黒沢版も観ておりますから、もうちょっとムサい男の方が. . . . . と最初、思わないでもありませぬでした。しかし、森田監督にせよ、ただでさえやりにくいリメイクを、わざわざやる訳も無いでしょう。素直に拍手喝采とは言わぬまでも、オリジナルとは違う軽妙さがあって、良かったです。特に、押し入れ侍と、中村玉緒のボケが効いていました。ただ、殺陣が残念なような気がしたのは、あたしだけでしょうか?

三丁目の方は、所謂、お約束通りで、しっかり泣かせて頂きやした。
続編と言うモノは難しいですね。前作の答えを出さなくてはいけない。それについて、展開が読めてしまう部分があるにも拘らず、感動させなくてはいけない。

あたしのお片付けは、まだまだ続いておりまして>本日はラジエーターヒーターの掃除をしました。恐らく、今年一杯は続くと思いますよ。そのかわり、大掃除はナシですよ、絶対。

0609(Mon)詫び寂び。

ジジくさい事をして、遊ぶのが好きな捨吉です>小学生の頃から、あんまり変わっていないみたい。
今日は久しぶりに、写真をUPしてみました。カメの市松と、掃除を終えたばかりのGE社の扇風機(1914年製)そのとなりが、水性植物のトクサです(笑)

GE社の扇風機は、鎌倉で、20才の頃、買ったんですけど、分解掃除するうちに、第一次世界大戦勃発の年に、日本に輸入された品物だと知りました(死)
と、会社のヒトに言ったら、驚かれてしまひました>そいつが動いて、キチンと働いとるんか?今も?
と言う事ではなくて、もっといい扇風機、かいなはれ(そっちかよ)

なかなか、立ち上がりは遅いものの>回りだすと、エラい勢いで回りますし>涼しいですよ。そう言ったら、微笑まれてしまひました。
先日の事、その件で微笑んだYさんと、部屋の電話で喋っていると>黒電話の3号の向こうで、柱時計が時を打つのを、Yさんは聞いたようでした。

『おまえんちって、まだボンボン時計があるのか。』

ハイテク家電大好きのYさんが、笑わなくなったのは、この頃からでしょうか(ばか)
あんまり、こう言うモノが好きだと、告白しないように注意している捨吉ではあります。
0622(Sun)リッパな○○になる?

『そんな事では、おぬし、リッパな○○には成れませぬぞ!』

会社のT君との会話の中に、しばしばこの語句が登場します。これはあくまでも、T君とだけで成り立っている語句でして、主に番頭さんを指して言うコトバです。
誰もああ言う人間にはなりたくねーと言う意味なんですけど>時々、変態とか、マニアとか言う語が当てはまる事があります。

T君は自称、ミニカーマニアだそうです。あたしはどっちかと言うと、ブリキの自動車とか言う方が、馴染みが深いんですけど>では、あたしは何マニアなのかなーと、T君に問われて考えてみました。で、答えは金魚鉢マニアです(死)

あたしのことですから、明治大正昭和の吹き硝子の金魚鉢なんですけど........唯一、マニアックではないのかなあ.......と思えるのは、これくらい?
一番高価なのは、4万円弱くらいなんですけど......普段使いにしてしまっている>これが、マニアに言わせると>マニアでない証拠らしい。
実はあたしも、マニアの自覚には欠けていると>常日頃より思いつつも>何かないんか?と言われると、これくらいしかありゃせん。
写真のは、安い方なんですけど>値段を言ったら>今度、そんなモノを買わずに>俺に奢れ! とピシャリ。金魚鉢なぞ、野菜のプラトレーで沢山だと言う主張を持つT君に、これ以上会話の余地はありませぬ。やっぱりマニアへの道は、冥府魔道であると、改めて思った次第であります。

そう言えば最近、メダカたち(あたしはメダカしか飼いませぬ)が、産卵ラッシュゆえ、あたしも違う種類のメダカを飼ってみようかと思い立ち>知り合いから、白メダカを頂き、孵化に成功いたしやした。で、調子に乗ったあたしは、ヤフオクでミックスな卵(高級種から、ブチメダカまで)と言うお楽しみ袋みたいな卵のセットを買ってみました。まだ、届いてはいませんが>すごく楽しみにして居りまする。

ロリに関して、あたしはマニアではないんじゃないか......と自分では思っているけど。どうですか(笑)
この間、『こどものじかん』に付いているDVDを観ました。コミックスの4巻に付いているヤツです。りんちゃんが、自分でスカートをたくしあげるシーンを、サイトで観て、どうしても観たくなってしまって(ばか)そう言えば、『こどものじかん2』がスタートするようで>まあ、マジメな漫画ですから、最初の憂き目から随分経ちましたが、理解度が上がって来たんでしょうな。コミックス5巻の予約はしておりませぬ。あとちょっとで、出るんですよねえ。

本日のお絵描きは、こんなんでしたとさ。

0629(Sun)おにいちゃん。

あたしには、妹は、おりませぬ。が、しかし、あたしを、にいちゃんと呼ぶおなごは二人、居りまする。小さい時から、一緒だった従兄弟ですけんど.......。

澁澤龍彦を回想した、矢川澄子の『おにいちゃん〜回想の澁澤龍彦』を、やっと手に入れました。長い間、この本を探していたんですけど、高いうえに、すぐに売れてしまうんで、買えなかった。最近のあたしの読書は、筑摩書房版の『澁澤龍彦文学館 全12巻』なんですけど>実はこの全集、澁澤の著作集ではなくて、彼が選んだ、又は、選ぶとすると. . . . . と言う名目の元に、集められた文学全集であり、あたしにとっては、非常に興味深い全集でした。だって、彼が、これだけは外せないと想う、文章たちの集積ですから>ヘタをすると、彼の著作よりも、澁澤がよく見えるような気がするのでした。
で、あたしが一番好きなのは、月報です(ウソ. . . . でもないけど)

冗談は兎も角、『おにいちゃん』を手に入れられた事は、とてもうれしい事です。矢川は、このあと死を選ぶ事になるんですけど. . . . . それゆえに、高値?この二人の関係の特殊性や、悲哀に、賛同する人が多いのか、この本は、出版されてからまだ十年とちょっとにもかかわらず、絶版になり、入手困難なのでした。
あと少しで、到着する筈です。

メダカの卵なんですけど、無事、十匹近くが、孵化いたしやした。まだ、糸みたいに細く、どれがどれやら判りませぬが、黒っぽい子や、白っぽい子、などと言う判別の仕方をしておりまする。まだ、続いて孵化すると思われます。楽しみです。ゆうべは、久しぶりに深酒をしましたんで>本日の、お絵描きはお休みです。

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