
0901(Thu)再会。
いろいろな事、解らなくなってしまいました。多分、今までのように連続して仕事をしていた時には、決して気付かないだろう....と言う事も含めて、自分は、前のままで、前進出来なくなりました。
左手首は、かなり時間が掛かるだろう....と想う。第一、元の形ではなく、やや外側に曲がってしまい、手首の甲の付け根が、腫れたまま、リハビリを続けて居りますが、恐らくあと1〜2週間で、元の仕事に、一応は復帰してみようと、想っています。仲間にも、迷惑をかけたし。そう簡単に、辞める訳にはいかぬ>健康な時の方が、辞めやすいよね。
一度、完全に、繪が描けないし、描きたくもなかったのですが、現在、手持ちの新しい繪で、漫画を描いております(笑わないでくだせえ)まあ、漫画といっても、絵柄は元のまんまですから>ただ、サイズが縦長の漫画サイズで、漫画のように、トリミングされていて、吹出しもたまにあったりする(ばか)ただ、もったいないなあ....と想うのは、壁紙に出来るサイズの原画を、漫画のように、トリミングする訳ですから.....二度とやらないかも知れないし......。
以前書いた、小説のプランは残念ですが、白紙に戻させて貰いました。
既に、5枚しかない短編『舟歌』を完成し、もう一作も、あと少しで完成出来そうです。こちらは14ページくらいですね。
ただ、今の自分は、怪我を負う前の自分...と言うよりも、もっとずっと以前の自分に、より近い。ですので、少し様子を見ながら、もしも描いた物をDL販売させてもらうようならば、やらせてもらおうと想っています。
上のが、カブトニオイガメの市松です>タニシが大好きで、困って居ります。
カメの餌(人工飼料)を食べてくれない(泣)おまけに、ごはん以外のときは、写真のように、積み上げた石の縁に、つかまって休んでいる>いや、これを、休んでいると言うのでしょうか?.....あたしがカメなら、こりゃ苦行ですよ、絶対に。
0902(Fri)ショメ監督と、高畑勲監督の対談を観て想った事。
随分世の中に遅れて、この映画を観ました>一般論的な感想は、省きます>きっと飽きているでしょうから.....。
DVDにショメ監督と、高畑勲監督の対談が収録されていました。この対談の中で二人は、或る程度まで行ったら、後は観客の望むラストへ、引っ張って行きすぎる日本のアニメと、敗者を愛するフランス人と言う、一見、ちぐはぐなテーマで、お二人ともあまり笑わない、けれど印象に残る、対談でした。
捨吉めは、この対談を観ながら、目下、自分が描いている繪本(なのか漫画なのか)について、多少想う所があったので、ここにその事を書いてみる事に、した訳です。
その事については、捨吉めも過去に、随分悩んだ事がありましたっけ。
先ず、ラストが落ちない....と言うか、作者が、笑点で座布団を望まないような、落とし方をしたい場合、それはどうなのか。
捨吉も人間ですから、水戸黄門を観たい時と、そうでない時があります(え)いや、本当はあんまり、ないです(死)
水戸黄門を、もしもあたしがTVで観ていたら、きっと家族は、異変を感じるでしょうし>あたしは別に、水戸黄門が嫌いな訳ではないんですけど.....時代劇だと、必殺シリーズの方が、好きでした>だって、悪が、悪を懲らしめるわけでしょう。主人公が既に、善人ではない.....善人なぞ、いません>完結。見終えて、ああ、良かったと素直には、想えないけど、そこには、スッパリとは割り切れぬ、人生がある。この方が、あたしには自然なんですよ。
シルヴァン*ショメ監督は、結構渋ったい表情で、観る人には、自分の予想する結末ではなく、ショメ監督の考える結末の方へ、来て欲しいと言っていました。つまり、『ベルウ゛ィル*ランデブー』と言う映画は、観てくれる人たちの、思い通りにはならない映画であると、言うような意味の発言をされていました。高畑勲監督同様、心から、賛成します。
このようなお話を引用したくらいですから、次回作は全く売れない....と思って頂いて、結構です(ばか)今はただ、日常生活を送る中で、時折顔を覗かせる、自分にとっての『本当の自分』とは、何なのか>と言う事に、作品中では、完全に囚われたいと願いながら、日々を過ごしておる始末でして.....売れる気配など、もうどこにもないと言う感じです(死)
最後に、好きな場面をふたつ。
おばあちゃんと犬が、三つ子の家に招待され、腹が減っているにも拘らず、待ちぼうけ。一人が外へ行き、ディナーのカエルを採る所かな>手榴弾で....。孫のシャンピオンが、最後まで、トコトン同じだと、言う事でしょうか。
0904(Sun)女王の教室
捨吉めは普段、帰宅時間がまちまちなうえ、拘束時間が長いので、TVを観る事が出来ませぬ。
あたしが良く遊びに行く板で、この『女王の教室』のキャプチャが、ときどき話題になっておる>どうしてかと言うと、リアルタイムでキャプチャして、その画像を貼ってくれる、通称”キャプ師”さんがおって、上に貼ったのより、もっと数倍美しいキャプ画を貼ってくれるのです。
ところが、昨夜はそのキャプ師さんが、現れなかった模様>で、仕方なく、あたしが、進藤さんを、キャプチャしました(笑)
この子、かわいいですよね〜福田麻由子ちゃん>昨夜のオンエアでは、給食当番姿に、萠えてしまひました>物語は、結構真面目な、或る意味で、いい内容なんですが、進藤さんをはじめ、皆、笑わないんです(泣).....そう言うドラマなので、仕方がないんですけど、ちょっと悲しい>まあ、あたしは、暗めの進藤さんでも、充分ですけど.....。
0905(Mon)天才。
ようやく描きかけの漫画のような繪本『永遠にナイショ。』を描き終えました>これが、漫画なのかどうかは、はっきり言って、作者にもわからない(死)普通の漫画の、巻頭カラーみたいなものに、近いんじゃないかとは、想うけど.....。
最後の方で、何描いていいのか判らなくなってしまい(このページは台詞を先に、決めておいたのですが)上のような繪を、その台詞に当ててしまひました>決して、ヤケを起こした訳ではありませぬ。この状態でこの繪を観ると、結構、決まっていないんですが、台詞などが入ったヤツを観ると、逝っちゃいます(ばか)
あたし、実は想うんです>こう言う繪を描かせると、自分は天才じゃないかなあ〜ってね(即死)冗談ですけど、常々、想う処があって、こう言う繪(つまり、小さな女の子が描いたような絵)を描こうとすると、自分の中で、スウィッチが入るんですな。最初は、わざと、それっぽく描こうとする訳ですが、そのうちに、夢中になっちゃう(笑)誤解の無いように、一応言っておきますが、これは、1ページだけです>全編、こう言う繪では、ありませぬゆえ、ご安心を。(全編、このような繪が、よろしければ、至急メール下さい)
あたしは、このページを描き終えた時、一瞬、想いました。
『なんて、色っぽいページだろう......。』
座布団を頂ければ、幸いです....。
0906(Tue)なんらかの破裂。
調子に乗って、昨日のような繪を、描いてみました>惚れ惚れしますね〜このお馬鹿っぽさって言うか。死にそうです(泣)
あの、一言だけ言いたいんですけど.....これに萌えるようでは、危険ですよ、そこの貴方(あたしですね、へい。)
でも、この手の繪って、やっぱり飾り気のなさと言うか、わざとらしさとの戦いですんで、いつ、自分の中の、描いてやろう.....と言う気構えが、抜けるか、抜けた時に、一気に楽しくなるんですけど......あたしが言っている事が、伝わって欲しいような、欲しくないような、複雑な気持ちです(ばか)
最近、『機動戦士ガンダム 特別編』なるDVDを観ました>DVDのライナーで、冨野由悠季氏が語っている事を、一応読んでから視聴したのですが、絶句しました>冨野氏は、音声を5.1chにするのは、金儲けの為ではないので、応援してくだい.....と言うような事を、書いているのですが、これは、金儲けじゃん(笑)確かに、声優さんサイドにしてみれば、新しくアフレコすれば、潤うし、いいと想う。あと、新しくこの一番古いガンダムを観る人にとっては、それなりであるとは想うけど.....。
いろいろなサイトで、このDVDの批評を読ませてもらったけど、書き込まれているのは、ほとんどがブーイングだよね>だって、声優さん及び、音声が、オリジナルとは違う部分があるし。これで、或る程度売ったら、最もクラシックなガンダムと、銘打って、最初の音声のバージョンを、この人は売るんじゃないか.....と内心、想ってます。マニアではない、普通の視聴者が言うんだから、一年戦争のマニアは、さぞお怒りの事と、想います。
そう言えば、あたしは『ガンダム』の効果音と台詞入りのソノシートを、持ってるんですよね>四角いソノシートなんですけど。
冨野氏は、ガンダムと一緒に育った世代を、無視するんでしょうか?第一、あのTV番組は、不評につき、打ち切りだったと聞いています。その放映打ち切り後のストーリーが、どうしても観たい.....と言うファンの希望に応える形で、最初のTVシリーズは、完結できたとか。これで、改めて一番古いガンダムを、DVD化したら、みんな絶対、怒ると想う。
上の繪は、今現在、描いている漫画形式の原稿サイズとして、UPしてありますので。
なんらかの形での、破裂。これは、ガンダムについてでは、ありません>あたしの破裂だと、おもってください(爆死)
(なお、この画像はギャラリーからも、観る事が出来ますので、念のため。)
0911(sat)人形師のワルツ
実は昔、人形を作ってみた事がありました。今はもう、その人形はありません、度重なる引っ越しにまぎれてしまい、どこかに置き忘れたのか、捨てられたか、定かではありませぬ。
今は、いい時代なんでしょうか。幼い性器を持った、人形たちは、ほとんど女性作家の手で、作られている。
フィギアに興味を持った事も、勿論ありますけど、どちらかと言えばアナクロなあたしには、球体関節人形の方が、お似合いで。
で、通常の仕事をしながらでは、決して出来ない事もあり、もう一度、作ってみる事に、致しました。
ドールアイ(人形用義眼)や、靴、靴下、そしてもちろんパンティーなど、ネットで捜す事が、楽しいのでしょ....と言われると、返事ができません(笑)現在、四割くらいまで、本体を作り終えましたが、いつかこの場で、写真などをUP出来る事を願いつつ、がんばっておりますが、難しいですやっぱり。
余談ですが、押井守監督の『イノセント』のガイノイドフィギアが、売られておりますね>一瞬、買おうかとも、思ったんですが、ワレメちゃんが無いしなあ(おい)まあ、男にとっては、粘度で少女の土手を作るのも、一興かと(笑)
それに、三次元的存在として、自分好みの人形、一体くらい欲しいですよね、
恋人、或は奥様がいるいないに拘らず、あたしはそう、想います。男は所詮、妄想の生き物ですから.....。
0913(Tue)俄か。
ここ一週間ばかり、俄か人形師のあたしは、粘土をこねるのに疲れると、そのスジの関係サイトをいろいろと巡っております。
もう完全に、女性の運営するサイトが多いですね。既に、人形用の義眼、ウィッグ(かつらどすえ)靴、靴下、下着までは、なんとか押さえました>あとは、海の向こうから、どんぶらこっこ、到着するのを待っております。
ところで、皆さんに質問があります。
もし、皆さんがどう言うシュチュエーションでもいいから、自分の気に入った人形(ビスクドール大)を、見つけたとします。
帰って家に、飾る事が、出来る状態にあります。つまり、他人の目を気にする必要は、無い訳です。
さてあなたは、この人形を買う事にしました>幾らなら、買いますか?
これ、実際に人形師さんたちの集う、BBSに実在した質問なんですが、それに答えてユーザーになる立場の方が、答えた金額は、5,000円程度なら.....と言う事でした。
人形師さんたちは、餓死してしまいますよ、これじゃあ。
あたしが今回、作っているサイズ(身長40センチ程度)の、球体関節人形を一ヶ月に、おそらく二体は、出来ないでしょう。
そこでは、メインは人形師さんたちですから、もう愚痴だらけで......可愛そうでしたよ。
今、作っている人形を作り始める前に、Yahooのオークションで、試しに創作人形の出品作を、いろいろと見てみました>人形と言うものは、例えばフィルムのように、複製が出来ない>これは、油絵とおんなじで、辛い。ちなみに、自分がお客さんだったら....と言う想定で、値段を気にせずに選んだ人形は、12万円でした。これじゃーなー.....と自作する事に、した訳です(笑)
実際、5,000円程度で買える人形と言ったら、限定販売のリカちゃんとかが、いいですよ>大量生産のマシンメイドでなければ、この価格では、絶対に無理です>因に、あたしに人形を一体、注文した場合、5,000円を振り込んで頂くと、お客様の元に届くのは、材料の一部で、終わりになってしまひます>つまり、人形師さんは、儲けなしでやったとしても、制作までは、たどり着けないというのが、現実なのです。でも、人形、欲しい>で、自主制作するはめに、なった訳ですな。
まだ、ヘッド(頭部)に瞳が入っていない状態なので、イメージが湧かず、お名前は、決めておりませぬ。
ヘアースタイルは、洋風のおかっぱなのですが(和風のおかっぱだと、市松のかつらしか無い)お名前はやっぱり和名にしたいですね〜まあ、あたしのことですから、冴えないお名前になりそうですけど....。
0914(Wed)妖怪人間ベム 完全版。
球体関節人形の直しに追われる、不幸なあたしの元に、ショッキングな商品が、飛び込んで参りました。
あたしたち昭和40年代生まれの人たちの中でも、知る人ぞ知る、放送禁止秘話>有名なのは、ウルトラセブンの欠番が有名ですよね。今回、ジャケットなしではありますが、『妖怪人間ベム』のノーカット第四話『せむし男の人魂』と『妖怪人間ベム2』を含む、DVD6枚組を買ってしまいました。ベム......いつかは買うだろうと想って、ボックスセットの方ばかり、気にしていたけど.....値段が10分の1で、全てが見られれば、その方がいいと想って(これって、LDから、落としたんでしょうか?)
この漫画、『タイガーマスク』『ウルトラセブン』と並んで、どれだけあたしの幼児期に、暗い影を落としたか。
多分、あたしの全体像から、この三作品を、くさびの様に抜く事が出来たら、あたしは死んでしまうでしょう(ばか)
でも、どうしてこんなに暗い漫画が、子供向けとして、放映されたんでしょうか>まだ、手元には届いておりませぬが、事実、見るのが怖いです。なぜ、怖いのか.....と言うと、闇に隠れて、正義をまっとうしている主人公たちが、ほぼ完全に報われない、その姿を見て、感動してしまう事が、怖いのです。
この恐怖、判って頂けるでしょうか。
0916(Fri)淡き夢。
もう、一週間近く、鉛筆やお絵描きソフトに、触ってません。
とうとう、仕事復帰のメドが立ったので、それまでに人形をいい所まで作らなければと、結構必死かも....(笑)
油絵を描く時に、石膏というものをニカワで溶いたものを、絵を描く支持体に塗る事があります。あたしは古典技法に乗っ取った支持体が好きですから、板に紙を貼って、そこにニカワで溶いた石膏を塗って、絵を描くのが一番好きなんですが、実は人形にも、似たような行程があって、ニカワで溶いた、胡粉(牡蠣の殻を砕いて作った、肌理の細かい粉)を塗って仕上げるのだそうです。
ご存知の方はお判りでしょうが、ニカワは扱いが難しいし、面倒なんですよね。やっと、無理して手に入れた義眼を入れ終わり、ボディーの一部に磨きをかけ始めた所。たぶん、生涯で、たった一体だけの人形......だと想っているんで、胡粉ももうじき、届くはずです。ヘッドと、ボディーは、だいぶ女の子らしく、なって来ました。あと、一週間くらいですんで、頑張ります。
人形の磨きが終わって、パーツの仮組まで行けたら、写真をUPするかも....。
0919(Mon)立たない。
念のため言って置きますが、あたしじゃないです(笑)初心者が、お人形を作ると、立たない....と言うのが、一種のジンクスらしいのです.....で、あたしの子は、やっぱりたっち.....出来ませんでした。その後、修正して、なんとか自立出来たけど......バランスがちょっとおかしいので、ボディーを削っていたら、ボディーに穴があいちゃいました......手遅れだっつーの(死)
あたしのお人形に、何らかの期待をお持ちの方/もうしばらく、お待ちになって〜〜〜!
0923(Fri)妖怪人間ベム
数日前に、前記の商品が届きましたとさ>あたしは、こう言うのに疎いんで、どのようなソースが出所か、判りませぬが、かなりきれいな映像でしたし、放映禁止の方も、えてして流失版と言うものは、画像が悪いのが常ですが、結構きれいで、満足致しました。
子供の頃の記憶の中にあるベムと、実際に、このような年齢になってから見るベムは、かなり違う。勿論、映像的にはそのままなんですが、見る方が年をとっているので、見え方が違うんですね。
人形を作りながら、全部の回を見ましたが、どうも旅ガラスの人情道中に見えてしまって(笑)子供の目で見たこの番組は、明らかに怖いお話でした。勿論、繪は怖いし(今にしてみれば、この番組を作ったのは、『黄金バット』を作った会社ですから)キャラクターの絵柄が、善人でも、相当怖いんですよね>異様と言うべきなのかも知れませんが、兎に角、登場人物は、全員、怖い人に見えます(ばか)それから、今回初めて気付いたんですが、これ、舞台が、外国なんですよ(え)だってさ、登場人物の名前が、全員、外国人名なんです>知らなかった......『黄金バット』でも、バットを呼ぶのは、マリーちゃんですけれども、こちらは、全員、外人さんです>結構、怖いです(死)
それに付随した話題なんですが、所謂、番組の後テーマの歌詞。内容なんですが、大人はみんなベロと遊んじゃダメと言うけど、顔は恐いが、いいヤツだ.....て言うんですよ>これ、フォローなんでしょうか?(爆死)
それから、知っている人は知っていたんでしょうけれども、『ベム パート2』が、あったんですね。
ちなみにあたしは、知らなかったので、楽しみにしていました。実際に見た方の中で、こりゃダメだ....と想った方も、多いでしょうけど、あたしは結構、楽しめました。
まず、あの有名なオープニング、ベムの方は、城達也さんのナレーションでしたが、パート2の方は、二又一成さん>この人の声は、『めぞん一刻』の五代くんしか、知りませぬ>絵柄も随分変わりまして、ベロが、『どろろん閻魔くん』みたいだし、ベラも、可愛くなって居ります>二話しか存在しないのかなあ.....もっと見たいです。
放映禁止と言うのは、結構簡単な理由が多く、気狂いとか、せむしとか、身体に欠陥があって、それを台詞で言ってはいけないらしいのです>勿論、TVでなんですが、昔、或るTVのプロデューサーが、
『そう言う描写が出来ないから、TVは、芸術になれないんだ.....』と、嘆いていたけど。
最終回で、妖怪人間たちは一応、死んでしまったか.....のように描かれているのですが、あたしは誤解しておりました。
この回で、実はベムとベラは、自分たちが人間になれる方法と言うヤツを、発見するのですが、放棄してしまう。
子供の頃は、なんて可愛そうなんだ....と言う目でしか、見られなかったけど、実はベムもベラも、妖怪人間でいる事の方を、選んでいたのですね......びっくりしました。あと、これは全編を通してですが、あたし、ベラが喋ると、笑ってしまうんですよ>あの、『あたしゃ、悪いヤツが大嫌いなんだよ』
以外の台詞でも、笑っちゃうんです>これは、重症だよ>だってさ、家族が心配してるんですよ>PCで、お笑い番組を見てるんじゃないかって......(どっちもどっちっすね)
人形の方は、様々な修復をしながら、進行しております。ぼちぼち、お絵描きもしたくなって参りました。
そう言えば、今度手首の治療で、お医者様が変わりました。その病院の整形外科の部長さんで>仕事に復帰する予定を話して、叱られてしまいました>時期尚早>そう言う訳で、もう少し、復帰出来なくなってしまひました。
そんな今日、このごろです。

0924(Sat)人形師....その後。
とうとう、連続して出来る事がなくなってしまい、胡粉の乾くのを待って居ります。
ニカワと言うヤツは、塗っている最中も厄介なんですが、塗った後も厄介で、塗った時に表面が、ゼラチン化しないと固まらないので、梅雨の季節なんかだと、塗れない。エアコンがなければ、かなり嫌な塗料ですね。しかし、美しさ、強さは抜群なので、それを優先すると、胡粉との戦いになるわけです....塗料自体も、冷蔵庫に入れないと、腐るし....。
で、これから先、何をするのかと言うと、今度は油絵の具でボディーに彩色致します。まだ、真っ白なので、肌色にして、顔を描いたりするのですが、塗ったら一週間は乾かない>こう言う時、デジタルは便利ですな。すぐ次の作業が出来るわけですから。
写真の、お人形の頭の三分の一が無いのは、ペイトと言って、取り外しが利く様になっていて、義眼などを取り替えたりする時に、どうしても頭部を開けるので、こうなっているんですね。ボディーに穴が開いたのを、修理したら、今度は手が大きい。
最初の手を、二つとも作り替えたら、今度は足に埋め込んである、S字の金物が、とれてしまって....。やっぱり、こういうのって、難しいんだなあ...と改めて想いました。
0925(Sun)メイドイン>捨吉。
先日お話した通り、お人形さんのぱんちゅとTシャツ、靴下と靴は、ネットで捜しておいたんですが........ウエストが......き、きついっすよお〜(俺じゃねえよ)パンツはかろうじて穿けるものの、やっぱり、ぴったりのパンツって、可愛くないし(泣)昔、とったなんとかで、仕方なく下着を作り始めたんですけど、おかしなもんで、だんだんと乗って来る......今現在、パンツ二枚と、ワンピース一着、完成致しました(即死)ただし、切りっぱなしの生地の端に、ロックミシンをかけていないし、ハンドメイドなので、目はそろってないっすけど......でも、作って良かったです>やっぱり、うちの子には、自分で洋服とか、作ってあげた方が、うちの子になるってもんですよ.....異様だと思っているそこの、貴方>あたしも、実は異様だと想ってます(笑)
こう言う事が出来るのも、今のうち....でも、ハマったら大変っすよ〜。
あたしはリハビリに通うのは毎日なんですけれども、あさって会社に顔を出して来ようと想って居りまする。
小さな会社ですんで、社長が悲鳴を上げてるみたいで.....あたし、実は、鉄をいじる仕事なんですよね......お人形の洋服なんぞ、作ってるとは......まさか誰も気付かない.......でも、悪くないですよ>鉄もね。
0928(Wed)素直な呼吸。
スキャナのせいにしたい。俺は無実だ。鉛筆画ONLYのスキャナとか、出して欲しい。買う、と想う。
と或る、有名な画家の方が、昔、言いました>サラッと呼吸してる繪を、描きたい....と。
決めようと想った......と言うよりも、鉛筆画のまんまで、どうにかならねえもんかな......と。だって、おいしい部分が、無くなっちゃうんですよ>あたしが思うに。加工して、体裁を整えた繪は、勿論、それだけの物に化けるんでしょうけど......あたしは、凝った料理よりも、浜辺でごった煮とか、捌いてそのまま、洗って食べちゃう方が、好きなんです.......お魚も、繪も。
スキャナのせいには出来ないけれど......もう少し、生の繪の良さを、伝えられる装置が、あってもいいんじゃないかなあ。
久しぶりに、お絵描きをして、そんな風におもいました。
それって、言い訳?
0929(Thu)月陽炎。
どうも最近、音楽というものを、聞いておりませぬ。多分、年を取ったせいでしょう>代わりに、DVDをかけながら、作業している事が、多いです。勿論、コンピュータを使わない作業の時に。
観るものがなくなってきたので、物入れの中を物色していたら、『月陽炎』が出て来たので、昼間っから、浮気してしまひました(笑)あたしはゲームをしないんで、オリジナルのソフトの方は、知らないんですけど、ロリで巫女さん.....と言う、シュチュエーションに惹かれて、買った記憶があります(恥)
この物語.....どうも、心残りがあって.......なんで、鈴香ちゃんと主人公はえっちしないんだろう、残念で仕方がありません。
主人公は、三人の娘のうち、末娘の柚鈴(ゆず)ちゃんと、次女の美月ちゃんとえっちするんですが、長女の鈴香ちゃんは、年増扱いなんでしょうか(悩)全三巻のうち、第三巻で、ようやく厠(かわや)でおしっこをする直前の鈴香ちゃんを、主人公が誤って覗いてしまうシーンがあるんですが......おしっこが、出てないし......同じ苦痛を、味わった方、いませんかあ〜(ばか)
勿論、末娘の柚鈴(ゆず)ちゃんは、一番かわいいけれど.....どうも残念な展開で。
お人形さんは、ニカワと胡粉を混ぜた塗料を、塗っては乾かし、塗っては乾かし......連続しては塗れないので、仕方なく、箱作りをする事に致しました。やはり、あんまりおおっぴらに出来得る代物じゃあありませんし、お人形さんにも、ベッドと言うか、寝る場所が必要ですし。木で作るんですが、箱が出来たら中に蒲団を敷いて、吸血鬼の棺桶みたいな物に、しようかと想っておりまする。材料を切って、接着し終えたので、後は磨きなんですが>大変なので、イヤです。昔はひたすら磨くのが好きだったのに.....。
あたしも大人になったんでしょうな(おい)
1001(Sat)投票所。
いろんな意味で、新しくご意見箱を設置する事に、致しました。
ここに来て下さるお客様が、捨吉めに、どのようなご要望があるのか、MENUのページから、上と同じ、マウスの繪をクリックすれば、飛べるようにしておきますので、お暇な時にでも、投票をお願い致しやす。
実はあたしが、レンタル時に、項目を三つ書き込んでおいたんですが、どうにもこう言うの....苦手で。思い浮かばないんです。で、誰でも項目を書き込めるようにしてありますゆえ、例えば、おねしょの繪が見たい....と想ったら、おねしょ と書いて頂ければ、幸いです(笑)次回に何か、発売させて頂く時の、参考にしたいと想って居ります。ご要望は、どんな事に関してでも構いませんが、他のお客様に迷惑がかかるような項目などは、削除させていただきますゆえ、ご了承くだせーやし。
では、ご免。

1002(Sun)捨吉のデスクの上は.....。
あたしのデスクの上は、現在こんなです(笑)左端が、鉛筆>左上がお人形さんのブーツ>中央が、描いたばっかりの繪>その上に、散らばっておるのが>お人形さんのぱんちゅ&ワンピでっす(死)今にして想うと、あたしのデスクは6人がけの小振りのカントリー*テーブルで>あたしが造ったんですよ〜>どうにも馴染めない環境に、適応出来ないので、自分のまわりの物は、自作する事が多いです>おかげで、車なんか、とても買えない>捨吉めは、自分の居たい環境を、先ず真っ先に整備しなくては>落ち着かないみたいです>整備にも、優先順位があって.....こう言うのを、個性と言うんでしょうか。
ず〜っと前に、チャットでお話した事があるんですけど.......真ん中の白いぱんちゅは、本物の小学生の下着を利用して作りました(笑)その証拠に、ぱんちゅのリボンは、そのまんま(爆死)白黒ギンガムと、ワンピ−スの方は、新しい布です。
ワンピ.....パンツが見えるような丈にしてあります>こう言うのは、他にはないです(ばか)
やっぱり、人形専門の洋服を仕立ててくれるお店のは、あたしのと違って、いいですね〜>でも、人間の服よりも高い場合が、ありますけど....。
とりあえず....な洋服は作りましたので、ちょっとお休みです>箱は、一回目の色塗りをし終えたばかり>油絵の具で色を付けて、ニスで仕上げようかと、考え中です。お人形さんの方は、ようやくウィッグ(かつら)が、入荷して、メールが来たので、もうすぐ到着するんでしょう>でも、本体に塗った肌色が、乾かぬ。
そんな日々です。
1003(Mon)情けない結末。
怠惰な日々を送るうちに、あたしは随分昔の、自分に戻ってしまひました。それはきっと、非商業的な自分なんでしょう....それが、果たして良い事なのか、そうでないのか。あたしは、生活の心配がないのなら、今の方がいいけれど....そうもいかぬ。
それじゃあ、今の自分は幻の、自分であって>怪我をしなかった場合の、自分じゃない。
それって、情けないんじゃないっすか?.......つまり、何も起こらなければ、出来ないのですから.....。
それじゃあ、この繪は、この時期の形見って訳で.......Galleryにも貼って置きますので。
このくらいの軽さ.....みたいなものが、好きなんですけど.......商業的に、あたし敗者ですから.........。

1007(Fri)エリカの花散るとき。
お人形さんのウィッグが到着したので、ゆうべ試着させてみました。
どう云う訳か、あたしは、谷山浩子の、と或る唄を想い出して、気がつくとそいつを口ずさんでおりました。
このような事は、ここ暫くなかったので、それからしんみりと、お人形の名前でも考えよう.....夜が更けてゆきます。
捨吉めは、この子を作り始めた時から、と或るプランを、始めから持っていました。
それは、誰か特定のモデルを思い浮かべず、あるパーツを作り、OKならば先へ進もう.....と。お尻は、これくらいの大きさがええなあ......と言う風に。年齢さえも特定しませんでした。最後に、名を決めようと想っていました>今は、逆の事をしても、面白いんじゃないかって。つまり、名前だけを決めて、その名前の子を、作ってゆく....と言う方法。
改めてこの子を見ると、どこかで見た事がある、でも、かつて好きだった子の、誰にも似ていない。時間が経つにつれ、あたしは不安になって来ましたよ(汗)だってさ、内心あたしは、好きだった誰かに、自然と似てくるんじゃないかって、想ってたし...。
するってーと、あたしのしてきた恋愛は、全部、パーって事に、なるんかい?(死)
今日になって、小学校の時の同級生の一人に、ちょっと似てる子がいたのを想い出しました。
すると谷山の唄が、今度は西田左知子になって(どーしてえ)あたしは、病院からの帰り道で、ふっと口ずさみました。
青い海を見つめて 伊豆の山かげに
エリカの花は 咲くという
別れたひとの ふるさとを
たずねてひとり 旅をゆく
エリカ エリカの花の咲く村に
行けばもいちど 逢えるかと
で、エリカちゃんにしちゃいました(笑)この唄、あたしたちの世代の唄じゃありませんが、あたしは秋吉久美子さんのLPで、この唄を初めて聴きました>所謂、カバー*ヴァージョンとして>秋吉久美子さんのLPも、どっちかって言うと、吉田拓郎さんの世代の産物ですから、念のため。
その小学生の時の同級生、今だったら、迷うけど、小学生のあたしには、地味で、パッとしない子でした(泣)
因に漢字にするとなると、襟香ちゃんかな>一般的ではないけど。エリカと言う花は、英名では、ヒ−スと言うそうです。あの、ヒースクリフのヒースですな>英国には、ヒースの咲く、荒れ野があるそうな>花言葉は、孤独だそーで>お似合いかも。

1009(Sun)後悔している事。
お人形作り.....もうそろそろ終わりに近づいているのですが......後悔している事が、沢山あります。
先ず、一番最初の段階で、WEBで閲覧出来る、お師匠さんのページを決めますね>何もかも判らないに等しいわけですから、作り方の手本となるようなページを、捨吉めも捜しました。でも、今考えてみると、もう少し、この事に、時間をかければ良かった。
制作段階の途中まで来て、やり直しの利かない問題点が出たり、塗料などの事で、違う方法を捜せれば、なお良かったのにと、想う。絵画でもそうですけど、一通り出来る人と、熟練している人は、違う。急がなきゃ.....と言う想いばかりが先行してしまい、違うお師匠さんを捜して、そちらも参考にしようと言う、余裕が無かった。残念っす(泣)
最近、違う意味で、とても参考になるサイトを見つけたんですが、なまじっか、そう言う所を発見しちゃうと、また作ってみたくなるんだなあ〜.....でも、すでに一ヶ月以上、かかってしまった.....やっぱり日常生活に於いては、無理なのかなあ....。
今は、その新発見をどうしても諦めきれず、一部分を応用して、修正中です>箱は完成致しました>外側は、油絵の具を刷り込んでの、オイル仕上げ>内側は、油性漆塗料の、カシューの重ね塗りで仕上げました。あとは、ネームを入れて出来上がりですが、本体の方がもうしばらくかかりそうですんで......あと、どうでもいいけど、あたしは自分の写真って、だいっきらいで。上手く撮れないんですぜんぜん>で、仕方なく、お絵描きソフトで、ちょっと加工するんですけど(ネタバレ)ほんっとに嫌です>まあ、昔っからカメラは苦手ですんで、ほぼ、写っているだけに等しい>情けないけど。
1010(Mon)出来損ないの自分と暮らす。
何かで退屈を紛らわす術を、無くしたあたしは、本を読みながら、PCでビデオのスキャンなどをして、それをDVDに焼いて居ります>末期です(死)
実は、めぼしい本、漫画の類いなど、皆読んでしまひました>怪我を負って、一番の楽しみ......それは、残念ながら、読書だった....これは、自分にも、意外な事でした。
ベッドに寝転んで、本を読む>傍らには、あたしの猫がいる。あたしは、しあわせでしたよ。ホントに。
スキャンしているのは『ルパン三世』>その中から>珍しく女装のルパンでっす。あたしが、ファーストシリーズを好む理由は、ナンセンスだからでしょうか>最近、思うんですけど、隙も弱みもない人って、つまんないですよね>どっかズッコケてる方が、いいと思うし、自然だよね。勿論、時代と共に、変わって行くのも自然だけどさ。
出来損ないの自分と暮らす。それはそれで、いいと想う>いや、仕方ないと想う。
それに向かって命を燃やして、死ぬんだろうね。きっと....。
1012(Wed)銭形警部の朝ごはん。
お人形の修正の方もだいぶ進み、ルパンのキャプチャも、あと三話.......ちなみにこれ、DVDの五枚目のMenuの背景なんですけど、実は銭形警部の、朝飯でして.....今にして想えば、彼は昭和ひとけた生まれにもかかわらず、TVを観ながら、朝ごはんを食っておるんですなあ〜TVはわが家にもあった、白黒TV>映っているのはガリマール警部『どっちが勝つか三代目』から>銭さん(オリジナルの漫画での、彼の呼び名)は、いつもの中折れ帽をかむって、ごはんを食べておる>これが、DVDのMenuの背景なんて、渋いでしょ。そう言えば、Menuの背景に、ルパンを一度も使わなかったなあ......
1013(Thu)黄金の大勝負!
昨夜に続いて、ルパンの最終話の話題をひとつ>こいつは、捨吉めの長年のクエスチョンなんですが>最終話で、不二子と次元が、多分、このシリーズでは、初めてミニに乗って、アジトへ向かう途中>尾行されて>相手を巻くために、民家の上にダイブするシーンがあるんですけど>あたしはどーも、このご飯の最中にダイブされる家族が、宮崎駿氏に、思えてならない(笑)彼が、このファーストシリーズに、いつから参加していたのか>詳細は判りませぬが>このような悪戯は、他にもあるし......。どなたか、真相を教えてくだせー(ばか)
お人形さんの方は>遂に最終メイクを開始致しました>ところが足の部分に、胡粉の割れが見つかり>塗り直し......。
あのー、市松人形の指先などの、修理でもしようかな>だって、原理は判ったし、胡粉は固いけれども、脆く、割れやすい塗料なので、よくYahooなどで売られている市松の指先が、剥げて、割れてしまっているのを見かけるんですよ.....あと、湿気に弱いので、市松人形をお持ちの方は、くれぐれもエアコンの吹出し口などに、お人形を置かないでくだせーやし。ビスクドールは、大丈夫です>あれは、二度焼きしてある陶器のようなものですから....。
先日、Yahooで、あまりにも安かったので、大島弓子の『綿の国星』を買いました>この漫画、あたしが少女繪を描く切っ掛けの一部となった漫画ですんで>この不吉な休暇の最後を飾るに、ふさわしいかと。その当時の、繪をスキャンしてみたいと思うのは、ヤマヤマだけど.....スキャナーに入らないんだよね>おっきくて.....。
そのうち話題に取り上げようかなと、思って居ります。
1015(Sat)おぼろメイク。
基本的に、あたしは生の女のメイクも、お人形のメイクも嫌いですけど.......でも、仕方ないと言う感じで、メイク致しました。
化粧と言う行為は、大切なマナーですけんど>やっぱり女は、ノー*メイクの時に惚れた方が、良いです>化粧と言うのは、所詮、整える程度であると考えた方が、不幸になりません>あとは、貴方が想っている、その子の性格....とやらにに惚れるのは、厳禁ですぜ>ダンナ(笑)まあ、そうなると、男の場合、恋は出来にくくなるけどね....。
あたしが好きなのは、おぼろ。
鼻とか、目とか、もうのっぺりしてて、ぼおっとしている方がいい。でも、あたしの実力では、このお人形に、そのようなメイクを施すのは、ちいと無理>で、仕方なく、所謂、お人形さんのメイクを致しました。
実はあたしは>ちゃんとお人形のつけまつげを用意したんですけど>まつげを貼る手順が、幾通りもあるのに気付かず、現時点では、貼るのが難しい>ので、古典的お人形(ジュモーや、ブリュ)を真似て、描くタイプのまつげにしました。このお人形さんのアイは、ペーパーウエイト*グラスアイと言う、ガラスの義眼で、上目遣いや、下目使いが可能(観る人の位置を変えても、ある程度までは、視線を追うタイプ)ですので>ちょっと.....と言う写真になってしまった.......おまけにピントが甘いので、お詫びのしようがありませぬ>もう少し、がんばろう!
1017(Mon)顔にヒビ。
決して甘く見ていた訳じゃないんですけんど.....先日、UPしたお人形さんの顔は、もう、ない>今にして想えば、写真を撮っておいて良かったと想う......メイクのアウトラインを想い出すためにね....。
胡粉と言う塗料、こいつは、思ったよりも湿気と、温度差に弱いんですな>所謂、すこうしつけすぎた塗料(胡粉溜まりと言うそうですが)を拭っておかないと、そこから、簡単にひび割れてしまうんです......いやあ胡粉十年と言って、胡粉塗りで、ひとりまえになる年数を言うそうですが、あたしはもう、こなごなです(ばか)
思い切って、顔全体の胡粉を剥がし、再挑戦致しやす>ですんで、今度写真をUPする時は、やや違った子になっているかも....。
胡粉の一部分を湯で溶かしながら、修復した部分も勿論あるのですが、今回は顔面ですんで、目立つし。胡粉塗りのメディウム、ニカワの代わりに、水性ボンドを使う方もいるようですが、今回はこのまんま行きます>ボンドの方が、乾いた時に、強度が出るかも....とは思うけど....他のパーツとの兼ね合いもあるし.....いやあ〜何度、人形をゴミ箱に、放り込んでしまおう......と思ったか知れない>だってさ、直してないパーツの方が、少ないって.....どう言う事?
ああ、でも、思い当たる事がある>油絵の、基底材(板にニカワで紙を貼り、その上にニカワで溶いたボローニャ石膏を塗るのとは、違うな.....結構、近いと思って居りましたが、ダメだった).......勉強になりましたです。
1019(Wed)地震!
...........どうも最近、あたしんちの方は、地震が多いいです>見て下せーやし>うちの市松(人形じゃないですよ、カメ)が、地震が来ると暴れるんです>だから、困るんですよ>ナマズじゃねーっての(笑)
写真は、いつも通りだめですけんど......この驚き......伝わりましたか(ばか)これ、地震の直後なんですけど......おめめ、ぱっちりっすね〜>実は、逃げようとしているんです>水槽から(死)
お人形のエリカちゃん>やっと、胡粉の塗り替えが終わりまして>明日から、油絵の具の、地肌への刷り込み再開!>頭部をやや削り、ウィッグの納まりを良くしましたが>疲れました。再び、顔のメイクが出来るまで、更に一週間ほど、養生致します。でも、直して良かったと思います。
カメの市松は、相変わらずタニシが大好き!>でも、延々とタニシが生まれる環境がある訳でもなく>従って、小女子などの、小魚をあげるんですけど>食べたくないと、前足で、小魚を払うんですよ>カメの餌、食べてくださいよ、ダンナあ〜(泣)
封を開けてしまったんで、今更、売る訳にもいかねえし......案外、悩んでます(ー)

1020(Thu)須和野チビ猫>捨吉ふう。
あのー、『綿の国星』を知らない方には、あらかじめ捨吉からのメッセージが、あります。
主人公は、もっとガキです(笑)過去に描いたモノを捜すよりも、もう一回描いてみたくなったんで、描いてみたんですけんど.....これは、あくまでも捨吉風ですから......ファンの方、どうもすみません。
先日、この本を中古で買い直してから、どんな事を言えばいいんだろう.....と、結構悩みました(ばか)悩む事はないんですけど、何か、いっぱい書きたい事があったのに、上手く言えそうにない.....ですから、買って読んでみてくださる事を、お勧めいたします。
世の中には、色々な本があって、色々な出会い方がありますね>捨吉にとって、『綿の国星』を読んだ時と、安西水丸さんの処女作である『青の時代』を読んだ時の読後感が、良く似ているなと想った記憶が、あります。
それは、他にはない.....と言う感じでした。
主人公の須和野チビ猫は、はっきり言って、人間に例えるならば、少女というよりは、明らかに子供です。あ、あと、本物は靴を穿いて居りませぬゆえ、ご注意を>ロリータと言うよりも、お子様ランチと言う感じ.....でも、お子様ランチを食べてみるのも、いいんじゃないっすか....たまには(死)あと、猫を飼っている方には、非常に判りやすい内容かも。
1021(Fri)ワカンナイ。
子供の頃から、あたしは変な子供でした>これは、身内の証言ですから、間違いありませんな(死)
この処、漫画の事を話題にしているので、その路線での珍妙なお話を、ひとつ。
あたしの家は、漫画と言うものを、買ってくれる家ではありませんでした>それが、父の教育方針の一環であったのかどうか、あたしにはわかりません>しかしながら、TVマンガは、観ているんです>つまり、製本された漫画に、慣れていなかった。
学校へ行くと、当然、友達が漫画を持っている>でも、読んでも、判んないんです.....あたしが言いたいのは、理解出来ないと言う意味じゃなくて、ピンと来ないんです......こりゃ、困るよ実際(笑)
現在、一冊も持っていないんですが、最初に自分で買った漫画は、松本零士氏の漫画でした。しかし、今にして想えば、ピンと来た最初の漫画は、山上たつひこ氏の『がきデカ』でした.....。
改めて考えると、あのパワフルな汚さとでも言えばいいのか、なんか、切ないですよ(ばか)何もそこまでしなくとも良いのに.....と言うか、上手く言える自信がない>例えばさ、『どらえもん』とか、読んでいる子がいたけど、面白さが、わかんない訳です>あたしは『がきデカ』を卒業した後、鴨川つばめ氏の『マカロニほうれん荘』へ行きましたけど、これは、正当なる成長であったと、あたしは想う訳ですな(何がです?)例えば、こまわり君と、『マカロニ〜』のクマ先生って、似てないですか?(え)
なんか、あの、乱れ方っていうか.....『八丈島のキョン』と『素敵よ〜お客さん〜〜〜』.......どこまでも、自分をエグって行くような、可憐さっつーか(ちがひます)あたしが言いたいのは、あたしは、楳図 かずお氏の漫画が好きな子には、一目置いていたと言う事でありましょうか(なんじゃそりゃ)だってさ、なんか、表現が特別な破裂ですし>好きな子は、頭のいい子が多かったんですよね。
楳図 さんって、ものすごく繪が上手くて、背景にも手を抜かない人としても、有名なようで。
いつかも書いたんですが、あたしの尊敬する人は、バカボンのパパなんです(南無)
あの人、あたしの目には、立派な世捨て人なんですが、世を捨ててしまった事自体を、忘れちゃったんじゃないかと想うんです。
つまり解脱しておる、坊主に見えてしまうんです。あたしの書いた事、どうかお忘れになって下さい。お願いします。
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