はじめまして。田島捨吉です。
何から話せばいいか、分からないので、ここにある絵の事を、お話します。

この絵は、以前『この世の果て』と言う、絵本を作ろうと思った時に、主人公のために、主人公の訪れる、『この世の果てに建っている、一軒の家』と言うイメージを、絵にしたものです。主人公は、戦争で、それまでの価値観の全てを喪失して、残った財産を処分し、以前、戦場で銃殺される直前の、捕虜が言い残した、『この世の果て』に建つと言う、最後の願いを、聞き届けるという、旧い館に向けて出航するのですが、、、、。

捨吉にはもともと、文章付きの絵、つまり絵本が、メディアとして合っているのかも知れないと、思う時があります。しかし、実際のところ、このデジタル絵本は、完成しませんでした。

しかし、このメディアを選ばなかったかわりに、このHPが残り、捨吉はみなさんに会えました。

どちらが良かったのか、なんて、捨吉には、わからない。捨吉にわかるのは、自分を突き動かすものに従い、それを描きたいと思う、その衝動の確かさだけです。

捨吉にはそれしか、わかりません。

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